日商3級の内容及び解説の記事一覧

絶対間違えない修正仕訳のテクニック

今回は「修正仕訳」についてです。

1.修正仕訳の概要

仕訳を切った際に、金額や科目を間違ってしまったということはよくあります。
また、仕訳を切ること自体を忘れていたということもあります。
仕訳の間違いのことを「誤記帳」、仕訳を忘れていたことを「記帳漏れ」といいます。

誤記帳と記帳漏れの処理は次のように行います。

・誤記帳

誤った仕訳は修正しなければなりませんので、これを直す処理をします。
誤記帳を直す仕訳のことを、「修正仕訳」と呼びます。

・記帳漏れ

仕訳をするのを忘れていたということは、当然ですが仕訳をしなければなりません。
元々仕訳をしていな状態ですから、その仕訳をしてあげればおしまいです。

「記帳漏れ=普通に仕訳する」

ということですね。

例)
A商店はB商店から商品1,000を仕入れ、代金は現金で払ったが、処理を失念していた。

(仕入)1,000 (現金)1,000

失念していたのであれば、気付いた時にその仕訳をしなければなりません。
よって、そのまま普通に仕訳すればOKです。

^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

・誤記帳 → 修正仕訳
・記帳漏れ → そのまま仕訳

^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

2.修正仕訳の極意

誤記帳の場合、仕訳をしたけど間違っていましたという状況です。
この場合は修正仕訳を行う訳ですが、修正仕訳の手順は次の通りです。

(1)誤った仕訳をする
(2)誤った仕訳の逆仕訳(※)をする
(3)正しい仕訳をする
(4)上記(2)と(3)の仕訳を合算
(5)検算する

※逆仕訳=元の仕訳と貸借逆にする仕訳。反対仕訳とも言います。

この手順があれば修正仕訳は完璧です。
苦手な方が多い項目ですが、この手順に従えば間違えることはありません!

例1)
売掛金1,000が当座預金に入金されたが、誤って現金入金として処理した。

(当座預金)1,000 (現金)1,000

(1)誤った仕訳
(現金)1,000 (売掛金)1,000

(2)誤った仕訳の逆仕訳
(売掛金)1,000 (現金)1,000

(3)正しい仕訳
(当座預金)1,000 (売掛金)1,000

(4)上記(2)と(3)の仕訳を合算
(売掛金)1,000 (現金)1,000
(当座預金)1,000 (売掛金)1,000

※かぶっている項目:(売掛金)1,000
   ↓
(当座預金)1,000 (現金)1,000  → 解答

(5)検算

誤った仕訳+訂正仕訳=正しい仕訳 となればOKです。

(現金)1,000 (売掛金)1,000
(当座預金)1,000 (現金)1,000
        ↓
(当座預金)1,000 (売掛金)1,000

上記(3)の正しい仕訳と一致していることを確認して下さい。

例2)
A商店はB商店から商品3,500を仕入れ代金は掛けとしたが、貸借逆に仕訳していた。

(仕入)7,000 (買掛金)7,000

(1)誤った仕訳
(買掛金)3,500 (仕入)3,500

(2)誤った仕訳の逆仕訳
(仕入)3,500 (買掛金)3,500

(3)正しい仕訳
(仕入)3,500 (買掛金)3,500

(4)上記(2)と(3)の仕訳を合算
(仕入)3,500 (買掛金)3,500
(仕入)3,500 (買掛金)3,500
    ↓
(仕入)7,000 (買掛金)7,000  → 解答

(5)検算

誤った仕訳+訂正仕訳=正しい仕訳 となればOKです。

(買掛金)3,500 (仕入)3,500
(仕入)7,000 (買掛金)7,000
↓
(仕入)3,500  (買掛金)3,500

上記(3)の正しい仕訳と一致していることを確認して下さい。

また、「貸借逆に切ってしまった」という問題の場合、次のように解くこともできます。

・正しい仕訳×2

貸借逆の場合、逆仕訳は正しい仕訳になります。
これに正しい仕訳を加えると答えになる訳ですから、正しい仕訳×2が答えになりますね。
上記例ですと、

(仕入)3,500  (買掛金)3,500  ×2 =(仕入)7,000  (買掛金)7,000

となります。
簡単ですね。

ただし、慣れるまでは原則通り解くことをお勧めします!

3.おわりに

今回は「修正仕訳」について見ていきましたが、いかがでしたでしょうか。
苦手な方が多い論点ですが、基本に忠実に解けば必ず解けます。
まずは、解き方をマスターして下さいね。

2013年07月24日(水)|日商3級の内容及び解説

債券の売却損益計算

こんにちは、KENです。

さて今回は「有価証券3」についてです。

1.債券の売却

債券を売る場合も、基本は株式を売る場合と同じです。
売却時の基本的な考え方は次の通りです。

~~~有価証券の売却~~~~~~~~~~~~

売却時の簿価と売値との差額>0 → 売却益
      〃          <0 → 売却損

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

ここで問題となるのは、売却時の簿価でしたね。
債券の場合、「1口当たり○円」で購入しています。
この単価を自分で算定して、売却損益を計算することになります。

例1)債券の購入
A商店はG社社債200,000(額面1口100円)を1口当たり90円で
購入し代金は購入手数料10,000とともに現金で支払った。

(売買目的有価証券)190,000  (現金)190,000

※取得価額
第1法
200,000×90/100+10,000=190,000
第2法
200,000×90%+10,000=190,000

注意)
分数を計算する場合に、電卓で叩く時は、「×90÷100」というように、
「掛けてから割る」ようにして下さい。
割ってから掛けると電卓が走ってしまう可能性があります。

例えば、1×3/3=1ですが、先に割ってから掛けると、0.999999999・・・となります。
こうならないようにするためにも、必ず「掛けてから割る」ことをお忘れなく。

例2)債券の売却(売却損)
A商店は上記例1の社債のうち500口を1口あたり93円で売却し、
代金は月末に受け取ることとした。

(未 収 金) 46,500  (売買目的有価証券)47,500
(有価証券売却損)1,000

ポイントは、売却代金(未収金)と簿価(売買目的有価証券)です。
1つずつ確認しましょう。

~売却代金~

500口を1口当たり93円で売却していますので、次の算式になります。

500×93=46,500

~簿価~

190,000(2,000口)の債券を500口売却していますので、次の算式になります。

190,000×500/2,000=47,500

また、簡易的には次の算式がお勧めです。

190,000×25%(500/2,000)=47,500

売却代金と簿価の算定は、使う金額が異なりますので、注意して下さい。

あとは、売却損を貸借差額で出すだけです。

46,500-47,500=△1,000(売却損)

例3)債券の売却(売却益)
A商店は上記例1の社債のうち800口を1口あたり99円で売却し、
代金は月末に受け取ることとした。

(未収金)79,200  (売買目的有価証券)76,000
            (有価証券売却益) 3,200

未収金:800×99=79,200
売買目的有価証券:190,000×40%(800/2,000)=76,000
売却益:79,200-76,000=3,200(差額)

貸借の一致は必ず確認しましょう!

2.おわりに

今回は「有価証券3」について見ていきましたが、いかがでしたでしょうか。
債券の売却までできれば、有価証券はコンプリートです。
ぜひ、何度も読み返して確認して下さい。

3回に渡って解説した有価証券もこれでおしまいです。
お疲れ様でした^^

2013年07月11日(木)|日商3級の内容及び解説

有価証券の売却損益計算/税理士が教える簿記テクニック

こんにちは、KENです。

今回は「有価証券2」についてです。

1.売買目的有価証券の概要

有価証券は、その保有目的によって勘定科目が変わります。
そのうち、日商3級で学習する有価証券は「売買目的有価証券」です。
これは、

短期的な価格変動により利益を得ることを目的とするもの

になります。
100円で買って110円で売って10円儲かるといった感じです。

売買目的有価証券以外の保有目的の場合、通常は長期間保有します。
したがって、有価証券を売却することはあまりありません。

しかし、売買目的有価証券の場合には、売買をすることが最初から
目的ですので、頻繁に売買を行うことになります。
その結果、日商3級では売買目的有価証券の売却が多々出てくることとなります。

とりあえず、

「3級で学習する有価証券(売買目的有価証券)は、しょっちゅう売買をする」

ということを頭に入れておいて下さい。
なお、この売買目的有価証券は、実務上ではほとんど出てきません。
売買目的で有価証券を買う会社は、証券会社くらいですから。

ですので、あまり使わない項目になりますが、試験対策だと割り切って頂ければ幸いです。

なお、参考までに、他の保有目的を紹介します。

(1)子会社株式又は関係会社株式
   主として別会社の支配を目的とするものです。

(2)満期保有目的有価証券
   満期までの、利息の受け取りを目的とするものです。
  
(3)その他有価証券
   上記以外の目的で保有するものです。
   基本的には、取引先の株式などが多いです。

2.株式の売却

上記1でお話ししましたように、売買目的有価証券は頻繁に売買がされます。
試験上もしょっちゅう売買が行われますので、ぜひ売却の論点は押さえて下さい。

ただし、真新しい論点はありません。
基本は、次の通りです。

~~~有価証券の売却~~~~~~~~~~~~

売却時の簿価と売値との差額>0 → 売却益
        〃        <0 → 売却損

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

ということで、固定資産の売却と何ら変わりはありません。
有価証券を売却して、儲かれば売却益、損したら売却損です。

ただし、有価証券の場合には「一部売却」がよくあります。
一部売却とは、100株買って、そのうちの30株を売るといったように、
持っている有価証券の全てを売却するのではなく、一部を売却するケースのことです。

この場合、次の算式により簿価を算定します。

1株(1口)当たりの簿価×売却した株数(口数)

もちろん、1株当たりの簿価は購入時の付随費用を加味した金額です。
具体例とともに確認しましょう。

例1)
A商店は、F社株式80株を1株当たり300で購入し、手数料2,400と共に代金は現金で支払った。

(売買目的有価証券)26,400  (現金)26,400

例2)
A商店は、上記例1の株式20株を1株当たり320で売却し、代金は月末に受け取ることとした。

(未 収 金) 6,400  (売買目的有価証券)6,600
(有価証券売却損)200

~解き方~

①@320×20株=6,400 → 売却代金(未収金)
②26,400÷80株=330 → 1株当たり簿価
③@330×20株=6,600 → 売却した株式の簿価
④6,400-6,600=△200 → 有価証券売却損

1株当たりの簿価は、「総額÷持株数」で算定します。
26,400が総額で、80株持っている訳ですから、330が1株当たり簿価になります。

ここまで出ましたら、次に、「簿価×(売った)株数」で売却簿価を出します。
あとは、売値と簿価の差額で売却損益を計算すればOKです。

なお、もう少し簡単に解くならば、次の算式が使えます。

売却簿価=26,400×20/80(25%)=6,600

つまり、80持っていた株式を20売る訳ですから、20/80(=25%)の売却です。
これに簿価である26,400を乗じてあげれば、売却簿価を算定することができます。

慣れてきたらこの方法で解くことをお勧めします。
もちろん、慣れるまでは原則通りゆっくり解いて頂いてOKです。

^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
・ポイント

売値>簿価 → 売却益
売値<簿価 → 売却損

^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

3.おわりに
今回は「有価証券2」について見ていきましたが、いかがでしたでしょうか。
有価証券の売却では、どの数字をどう使っていいかわからないという方が多くいます。
まずは全体像を理解して、そこから取り組むようにしてみて下さい。

2013年07月06日(土)|日商3級の内容及び解説, 資産関係

有価証券の取得価額算定とマル秘(?)電卓テクニック/税理士が教える簿記テクニック

こんにちは、KENです。

今回は「有価証券1」についてです。

1.有価証券の概要

お金を国や企業に投資すると、投資したことを証明する券を受け取ります。
この券を持っていることで、各種の特典を受けることが可能になります。
したがって、この券自体が価値を有することになります。

そして、これを簿記では「価値がある券を有する」ということで、有価証券と呼びます。
有価証券には次の2種類があります。

(1)株式
(2)債券(国債、地方債、社債)

どちらの場合も日商3級では「売買目的有価証券(資産)」勘定を使用します。

また、有価証券を取得する場合には、証券会社の手数料が掛かります。
この手数料の取り扱いは・・・大丈夫ですよね?

売買目的有価証券の取得価額=購入価格+付随費用

仕入や固定資産を取得した場合の付随費用の扱いと同じです。
基本的に「購入時の付随費用は、取得価額に入れる!」って押さえておけばOKですね。

^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
・ポイント

売買目的有価証券の取得価額=購入価格+付随費用

^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

2.有価証券の計算方法

有価証券の購入価格は、「購入単価×数量」で計算をします。
購入単価は、株式の場合「1株あたり」、債券の場合「1口あたり」を指します。
単価は必ず問題文に与えられますので、チェックしましょう。

そして、単価に数量を掛けたものが購入価格となります。
この購入価格に付随費用を足したものが、取得価額となります。。

例1)株式の取得
A商店は、E社の株式を1株あたり30で100株購入し、証券会社への手数料150とともに現金で支払った。

(売買目的有価証券)3,150  (当座預金)3,150

取得価額=@30×100株+150=3,150

例2)債券の取得
A商店は、額面10,000のE社社債(額面1口あたり100)を1口あたり98で購入し、証券会社への手数料840とともに現金で支払った。

(売買目的有価証券)10,640  (当座預金)10,640

取得価額=@98×10,000÷100+840=10,640

債券の場合、上記例題のような出題のされ方をします。
御覧の通り、問題文から直接、数量を把握することができません。

そこで、額面10,000の債券で、1口あたり100という情報から、数量を計算します。
10,000÷100=100口購入したことがわかります。
そうしましたら、単価×数量で、98×100=9,800が購入価格となります。
ちょっと面倒ですね。

ここでちょっとしたテクニック。
債券の1口は100が基本です。
そして、この100をいくらで購入したかということになります。

先ほどの例ですと、額面10,000を98で購入していますので、次の算式を使います。

10,000×98%=9,800

先ほどの98×10,000÷100を展開して、上記算式になります。
展開して10,000×98÷100として「98÷100」を98%にしただけですね。

なお、98%は、「×0.98」としてもいいですが、電卓に「%」ボタンがあれば、
「%」を押した方が確実です。
この機能は結構使いますので、これを機に電卓を購入してもいいかもですね^^

債券では、このテクニックを多用しますので、余裕のある方は覚えておいて下さい。

^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
・ポイント

債券の購入価格=額面総額×1口単価×「%」

^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

3.おわりに

今回は「有価証券1」について見ていきましたが、いかがでしたでしょうか。
債券のところは、苦手な方が多い項目です。
ですので、今回はここまでにして、次回続きを見ていきましょう。

2013年07月01日(月)|日商3級の内容及び解説, 資産関係

固定資産の仕訳問題/税理士が教える簿記テクニック

こんにちは、KENです。

簿記の上達方法はなんといっても「問題を解くこと」です。
問題を解いた分だけ理解度も上がりますので、ぜひ解いて下さいね。
ただし、闇雲に解くのではなく、

内容を理解してから解く

ことを忘れないで下さい。
ですので、内容を理解していない場合には、前回のメルマガを確認してから解いて下さいね。

~問題~
1.A商店は100,000の土地を購入し、代金は月末に支払うこととした。なお、不動産会社への手数料1,500は現金で支払った。

2.A商店は上記1で購入した土地を110,000で売却し、代金は月末に受け取ることとした。なお、不動産会社への手数料1,500は現金で支払った。

3.上記2で売却価格が98,000だった場合。

~解答~
1.A商店は100,000の土地を購入し、代金は月末に支払うこととした。なお、不動産会社への手数料1,500は現金で支払った。

(土地)101,500  (未払金)100,000
           (現金)1,500

購入時の付随費用は、取得価額に算入します。
また、代金は商品売買以外の未払いですので、「未払金」勘定です。

2.A商店は上記1で購入した土地を110,000で売却し、代金は月末に受け取ることとした。なお、不動産会社への手数料1,500は現金で支払った。

(未収金)110,000  (土地)101,500
(土地売却益)8,500
(支払手数料)1,500 (現金)1,500

悩んだ方が多かったのではないでしょうか。
不動産会社への手数料は、「支払手数料」勘定を使用します。
取得価額に算入云々は購入時の話です。
そちらが特例なんですね。
基本的に、手数料を払ったら支払手数料勘定と覚えておきましょう。

3.上記2で売却価格が98,000だった場合。

(未収金)98,000  (土地)101,500
(土地売却損)21,500
(支払手数料)1,500 (現金)1,500

上記2が解ければ簡単ですね。
売却損益は、「いくらのモノをいくらで売ったのか?」から導き出せばOKです。

2013年06月27日(木)|仕訳問題, 日商3級の内容及び解説

固定資産を購入した場合の仕訳方法は?/税理士が教える簿記テクニック

こんにちは、KENです。

今回は「固定資産」についてです。

1.固定資産の概要

日商3級で学習する固定資産は、一般的に「有形固定資産」と呼ばれるものです。
すなわち、

1年以上使用する資産で形があり結構値段が張るもの

のことを指します。
日商3級で学習する有形固定資産の勘定科目は次の通りになります。

建物:家、ビル、倉庫など
車両(又は車両運搬具):車、バイクなど
備品(又は器具備品):パソコン、机、椅子など
機械(又は機械装置):商品製造用の機械など
土地:建物の敷地など

勘定科目と中身は大体一致するかと思いますが、注意するのは「備品」です。
備品は「備える品」ですので、「置いて使うもの」だと思って下さい。
ホワイトボードなども置いて使いますので備品ですね。

また、有形固定資産を購入した場合に手数料等の付随費用が発生することがあります。
この付随費用は、全て取得価額に算入します。
仕入の際に発生した付随費用を仕入に加算したのと同じ理屈ですね。

^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
・ポイント

有形固定資産の取得価額=購入価格+付随費用

^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

2.固定資産の極意

試験上で固定資産の論点と言いますと、取得価額算定と売却の論点になります。
この売却ですが、

分記法と同じ考え方

をすればOKです。
(分記法を忘れてしまった方は、メルマガを読み直しておいて下さい^^)

例1)売却益がある場合
A商店は購入価格8,000、手数料100で購入した土地を8,500で売却し、
代金は月末に受け取ることとした。

(未収金)8,500 (土地)8,100
(土地売却益)400

取得価額は、購入価格+付随費用ですので8,100になります。
そして、8,100の土地を8,500で売ったので、8,500-8,100=400が益になります。
売却して利益が出たので、「土地売却益(又は固定資産売却益)」勘定を使用します。

また、代金は未収とありますので売掛金としてしまった方もいるかも知れませんが、
商品売買以外の取引による未収ですので、「未収金」勘定を使用します。

例2)売却損がある場合
上記例1で、売却価格が7,500だった場合。

(未収金)7,500 (土地)8,100
(土地売却損)600

8,100の土地を7,500で売ったので、8,100-7,500=600が損になります。
売却して損が出たので「土地売却損(又は固定資産売却損)」勘定を使用します。

3.おわりに

今回は「固定資産」について見ていきましたが、いかがでしたでしょうか。
固定資産の取得は仕入と同じ考え方で、売却は分記法と同じ考え方です。
かなりとっつき易かったのではなかなと思います。

 

2013年06月24日(月)|日商3級の内容及び解説, 資産関係

収入印紙は税金?租税公課の仕訳

今回は「租税公課」についてです。

1.租税公課の極意

私たちの周りには色々な税金があります。
所得税・消費税・自動車税・・・入湯税なんていうものもあります。

このうち、3級で学習するものは、次の2つです。
しっかりと覚えて下さい。

(1)固定資産税
(2)収入印紙

収入印紙についてはちょっとピンと来ないかも知れませんが、
収入印紙は印紙を貼ることでその印紙代金分の税金を納めたという扱いになります。

3級では「印紙を買う→印紙を貼って税金を払う」という流れを簡便化して、
「印紙を買う=税金を払う」行為とみなしています。

税金を払った場合の勘定科目は「租税公課(そぜいこうか)勘定(費用)」を使用します。

例)

A商店は、収入印紙300を購入し、代金は現金で支払った。

(租税公課)300 (現金)300

^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
・ポイント

固定資産税・収入印紙とくれば「租税公課」

^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

2.おわりに

今回は「租税公課」について見ていきましたが、いかがでしたでしょうか。
日商3級では収入印紙を購入したというケースがよく出ます。

収入印紙と切手を混同されている方もいらっしゃいますので、注意して下さい。
収入印紙は「税金の支払いに使用するモノ」です。

 

 

2013年06月17日(月)|日商3級の内容及び解説, 費用

資本金を引きだすと資本金の減少?

今回は「資本金・引出金」についてです。

1.資本金の極意

資本金とは会社を始めるための「元手」のことです。
元手がないと商売は始められませんからね。

もちろん、借金をして商売をすることもありますが、これは元手には入れません。
「自分のお金」を商売に使った場合に、資本金勘定を使用します。

例)
A商店は100,000を当座預金に元入れして事業を開始した

(当座預金)100,000 (資本金)100,000

この「元入れ」という言葉が出てきましたら、貸方は資本金でOKです。
基本的に、元入れは1回しかしませんので、試験上もほとんど出てきません。
とりあえず、「元入れ=資本金」と覚えておきましょう。

^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
・ポイント

元入れ=資本金勘定(資本)

^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

2.引出金の極意

個人商店などの小さなお店では、店主が私用でお店のお金を使ったりすることがあります。

この場合、本来であれば資本金のマイナスとして処理すべきです。
元入れした金額を少し返してもらうというイメージです。

しかし、資本金は原則として増減させないのがルールです。
店主が私用で会社のお金を使ったり、使ったお金を戻したりした場合に
いちいち資本金勘定を増減させるのは都合が良くありません。

そこで、店主が会社のお金を私用で使ったり、使ったお金を戻した場合には、

「引出金(ひきだしきん)勘定(仮勘定)」

を使用して資本金勘定を増減させないようにします。
引出金勘定は資産・負債・資本のいずれにも該当しませんので、
これは仮勘定ということになります。

「使ったお金はどうせすぐに返すでしょ」という意味合いです。

例)
店主は私用で使う交通費のために、当座預金から1,000を引き出した。

(引出金)1,000 (当座預金)1,000

ポイントは「私用」です。
交通費のために・・・とあるのはダミー資料です。
私用で使ったものを会社の交通費にする訳にはいけません。

会社のお金と個人のお金はきちんと使い分けなければいけないのです。

^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
・ポイント

店主が私用で使ったお金=引出金勘定(仮勘定)

^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

3.おわりに

今回は「資本金・引出金」について見ていきましたが、いかがでしたでしょうか。
どちらも実務上はあまり出てこない項目ですが、「引出金」については結構試験で出ます。

かくいう私も、3級を受験した時に出ました。そして間違えました。。。
あまり使わないので忘れてしまいがちですが、試験前くらいには見直して下さいね。

 

2013年06月10日(月)|仮勘定, 日商3級の内容及び解説

貸付金・借入金の仕訳問題

簿記の上達方法はなんといっても「問題を解くこと」です。
問題を解いた分だけ理解度も上がりますので、ぜひ解いて下さいね。
ただし、闇雲に解くのではなく、

内容を理解してから解く

ことを忘れないで下さい。
ですので、内容を理解していない場合には、前回のメルマガを確認してから解いて下さいね。

~問題~

1.3/10 A商店はD銀行から200,000を借入れ、当座預金に入金した。
  年利は3.66%、利払日は3月と9月の末日とする。なお、当年は閏年である。

2.3/31 A商店は上記1の借入金のうち50,000を利息と共に当座預金から返済した。

3.5/7 A商店はF銀行から120,000を借入れ、
  満期までの利息を差し引いた金額を当座預金に入金した。
  年利は3.65%とし、満期は9月15日である。

4.9/15 A商店は上記3の借入金を全額当座預金から返済した。

~解答~

1.3/10 A商店はD銀行から200,000を借入れ、当座預金に入金した。
  年利は3.66%、利払日は3月と9月の末日とする。なお、当年は閏年である。

(当座預金)200,000 (借入金)200,000

お金を借りたら借入金勘定(負債)です。

2.3/31 A商店は上記1の借入金のうち50,000を利息と共に当座預金から返済した。

(借入金)50,000 (当座預金)50,440
(支払利息)440

利息の計算は下記の通りです。

200,000×3.66%×22日/366日=440

設問において閏年の記載があるため、1年間は366日で計算します。
なお、当年は閏年ですが問題に断りがなければ365日で計算してOKです。

また、日数は3/10~3/31ですので22日間になります。
31-10=21日としないように注意して下さい。
算式としては、31-10+1=22日になります。

※単純に引き算した場合には、最後に「+1」をしてあげればOKです。

3.5/7 A商店はF銀行から120,000を借入れ、
満期までの利息を差し引いた金額を当座預金に入金した。
年利は3.65%とし、満期は9月15日である。

(当座預金)118,416 (借入金)120,000
(支払利息) 1,584

利息の計算は下記の通りです。

120,000×3.65%×132日/365日=1,584

借入時に利息を控除するパターンの問題です。
満期までの利息を差し引いたとありますので、満期までの利息を出さなければなりません。
5/7~9/15は132日間になります。

5月:25日(31ー7+1)、6月:30日、7月:31日、8月:31日、9月:15日
合計:132日

※日数計算は、面倒ですが上記のように日数を書き出した方が無難です。

4.9/15 A商店は上記3の借入金を全額当座預金から返済した。

(借入金)120,000 (当座預金)120,000

全額返済ですので、上記仕訳になります。
また、利息については先に支払ってありますので、考慮する必要はありません。
ただし、最初に控除した利息を元本から引いてしまわないように注意しましょう。
借りた金額は、あくまで120,000です。

 

2013年06月03日(月)|仕訳問題, 日商3級の内容及び解説

借金の会計処理は貸付金と借入金

今回は「貸付金・借入金」についてです。

1.貸付金・借入金の概要

商売をする上では、「お金」がなければできません。
しかし、会社は常に潤沢なお金を持っている訳ではありません。
日常かかる経費にお金を使ったり、設備投資を行ったりするからです。

もちろん、お金がなくなってしまうと支払いができませんので、会社は成立しません。
しかし、突然出費がかさむということも、よくある話です。

従いまして、会社はお金がなくなった場合には、「借金」をして対応します。
この借金は経営が苦しいとかではなく、会社としてごく普通のことです。
借金は、会社の潤滑油のようなものですね。

ただし、借金には「金利」がかかります。
年間●%とかいうやつですね。
この、金利を考えて借入を行わなければなりません。

もちろん、お金を借りることによって金利よりも多く稼げればOKです。
つまり、

3%で借りたお金を10%で運用した

のであれば、「10%-3%=7%」が利益ということになります。
これであれば、お金を借りても問題がないですね。
借金をすることで、会社はより儲けることができるようになります。

ただし、借金の返済のために借金をするようでは、
借りたお金から収益が生じませんので、これはいけません。
俗に言う、「自転車操業」状態となり、金利負担が会社経営を圧迫していきます。

したがって、お金を借りる場合には「金利以上に儲けられるか」がポイントとなります。
金利以上に儲けることができるのであれば、借入を増やせばOK。
逆に、金利以下の場合には借入を減らさないといけないことになります。

通常、賞与の支払い等のために借りる「儲けを生まない借金」は早く返済し、
設備投資等のために借りる「儲けを生む借金」は長期に渡って返済します。
お金の借り方にも色々あるんですね。

なお、利息の計算は下記の算式で算定します。

元本×金利

利息を減らすには、元本か金利のどちらかを減らさなければなりません。
しかし、通常、金利を減らすことはできませんので、元本を調節することで金利を調整します。

「借金」と言いますと何か悪いイメージがあるかも知れませんが、会社の場合には借金がないことの方が少ないです。
基本的には、金利より稼ぐことができるため、借金をしていくのですね。

簿記では、

お金を貸したら「貸付金勘定(資産)」
お金を借りたら「借入金勘定(負債)」

で処理をします。

^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
・ポイント

お金を貸したら「貸付金」、借りたら「借入金」を使用!

^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

2.貸付金・借入金の極意

お金を貸した・借りた場合には、貸付金・借入金として処理します。
貸付(借入)時には、現預金が減少(増加)することになります。
また、利息のデータが問題文に必ずありますので、次の事項をチェックしましょう。

(1)金利は何%?
(2)借入期間は?(記載がない場合もあります)
(3)利払日は?
(4)年割・月割・日割?(記載がない場合には日割で計算します)

これらのデータがないと問題が解けませんので注意して下さい!

例1)
1/1 A商店は、D銀行から100,000を借入れ、当座預金に入金した。
なお、利息は年利3.65%とし、利払日は、6月及び12月の末日とする。

(当座預金)100,000 (借入金)100,000

お金を借りた場合は、借入金勘定(負債)を使用します。

例2)
6/30 A商店は上記借入金のうち20,000を返済し、利息を含めて当座預金から支払った。

(借入金)20,000 (当座預金)21,810
(支払利息)1,810

利息の計算は次の通りです。
100,000×3.65%×181日/365日=1,810

1/1~6/30ですので、丁度半年分ですが、日数としては181日になります。

※1月:31日、2月:28日、3月:31日、4月:30日、5月:31日、6月:30日
合計:181日

例3)
12/30 A商店は上記借入金のうち20,000を返済し、利息を含めて当座預金から支払った。

(借入金)20,000 (当座預金)21,472
(支払利息)1,472

利息の計算は次の通りです。
80,000×3.65%×184日/365日=1,472

例2で元本を20,000返済していますので、差引元本は80,000です。
元本の変動には注意して下さい。

日数は下記により184日になります。

※7月:31日、8月:31日、9月:30日、10月:31日、11月:30日、12月:31日
合計:184日

3.おわりに
今回は「貸付金・借入金」について見ていきましたが、いかがでしたでしょうか。
なお、金利計算については、以前の記事で紹介していますのでそちらをご確認下さい。

参考)

金利計算のやり方・テクニック・コツなどを伝授します

2013年06月02日(日)|日商3級の内容及び解説, 負債関係, 資産関係

仮受金・仮払金の仕訳問題

簿記の上達方法はなんといっても「問題を解くこと」です。
問題を解いた分だけ理解度も上がりますので、ぜひ解いて下さいね。
ただし、闇雲に解くのではなく、

内容を理解してから解く

ことを忘れないで下さい。
ですので、内容を理解していない場合には、前回のメルマガを確認してから解いて下さいね。

~問題~

1.従業員が出張の際、旅費見合いとして800を現金で支払った。

2.出張中の従業員から1,200が当座預金に振り込まれていたが、内容は不明。

3.従業員が出張から戻り旅費を精算したところ、旅費が720であり差額の80については現金で受け取った。

4.従業員に確認したところ、上記2の入金は売掛金の回収であることが判明した。

~解答~

1.従業員が出張の際、旅費見合いとして800を現金で支払った。

(仮払金)800 (現金)800

借方を「旅費」としてしまいませんでしたか?
旅費見合いとして支払っただけで、実際の旅費を精算した訳であはりません。
旅費に使うかも知れませんし、その他のことに使うかも知れません。

従いまして、現時点では何に使うお金がわかりません。
そこで、とりあえず払ったお金ということで仮払金勘定を使用します。

2.出張中の従業員から1,200が当座預金に振り込まれていたが、内容は不明。

(当座預金)1,200 (仮受金)1,200

内容がわからない入金ですので、とりあえず受けたお金ということで仮受金勘定を使用します。

3.従業員が出張から戻り旅費を精算したところ、旅費が720であり差額の80については現金で受け取った。

(旅費)720  (仮払金)800
(現金)80

とりあえず払っておいたお金の使途が判明しましたので、ここで精算します。
まず、仮払金勘定を貸方に仕訳して全て取り消しましょう。
そして、その後で、判明した旅費720とお釣りの現金80を仕訳すればOKです。

4.従業員に確認したところ、上記2の入金は売掛金の回収であることが判明した。

(仮受金)1,200 (売掛金)1,200

とりあえず受けておいたお金の内容が判明しましたので、ここで精算します。
仮受金勘定を借方に仕訳し、貸方には原因判明分である売掛金を仕訳しておしまいです。

2013年05月31日(金)|仕訳問題, 日商3級の内容及び解説

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