簿記の上達方法はなんといっても「問題を解くこと」です。
問題を解いた分だけ理解度も上がりますので、ぜひ解いて下さいね。
ただし、闇雲に解くのではなく、

内容を理解してから解く

ことを忘れないで下さい。
ですので、内容を理解していない場合には、
該当する記事を確認してから解いて下さいね。

~問題~

1.11/25 A商店は、従業員に給料10,000を支給し、所得税400、
    住民税400、保険料900を控除した金額を現金で支払った。
   (預り税金、預り保険料勘定を使用すること)

2.11/30 A商店は、1で預かった税金・保険料をそれぞれ現金で支払った。

3.B商店は、A商店の売上3,000を一時的に預かった。

 

~解答~

1.11/25 A商店は、従業員に給料10,000を支給し、所得税400、
    住民税400、保険料900を控除した金額を現金で支払った。
   (預り税金、預り保険料勘定を使用すること)

(給料)10,000 (預り税金)800
         (預り保険料)900
         (現金)8,300

個人に係る税金は、「所得税」と「住民税」です。
これらを併せて「預り税金」にします。

この問題では、勘定科目に指定がありますので、その通り仕訳しましょう。
なお、指定がない場合は、預り税金も預り保険料もひっくるめて、「預り金」としてOKです。

 

2.11/30 A商店は、1で預かった税金・保険料をそれぞれ現金で支払った。

(預り税金)800  (現金)1,700
(預り保険料)900

預り金の決済です。
預かったものを引っくり返せばOKです。

余談になりますが、会社負担分の社会保険料分については、
預り金ではなく「法定福利費勘定」を使用します。
こちらについては、2級で学習しますので、今は考えなくてOKです。

 

3.B商店は、A商店の売上げた現金3,000を一時的に預かった。

(現金)3,000 (預り金)3,000

給料関係以外の預りの仕訳です。
B商店はA商店を預かっているだけですので、「売上」ではなく「預り金」になります。
売上とあるとついつい売上にしたくなりますが、問題文をしっかりと読んで下さい。