簿記の上達方法はなんといっても「問題を解くこと」です。
問題を解いた分だけ理解度も上がりますので、ぜひ解いて下さいね。
ただし、闇雲に解くのではなく、

内容を理解してから解く

ことを忘れないで下さい。
ですので、内容を理解していない場合には、前回のメルマガを確認してから解いて下さいね。

~問題~

1.従業員が出張の際、旅費見合いとして800を現金で支払った。

2.出張中の従業員から1,200が当座預金に振り込まれていたが、内容は不明。

3.従業員が出張から戻り旅費を精算したところ、旅費が720であり差額の80については現金で受け取った。

4.従業員に確認したところ、上記2の入金は売掛金の回収であることが判明した。

~解答~

1.従業員が出張の際、旅費見合いとして800を現金で支払った。

(仮払金)800 (現金)800

借方を「旅費」としてしまいませんでしたか?
旅費見合いとして支払っただけで、実際の旅費を精算した訳であはりません。
旅費に使うかも知れませんし、その他のことに使うかも知れません。

従いまして、現時点では何に使うお金がわかりません。
そこで、とりあえず払ったお金ということで仮払金勘定を使用します。

2.出張中の従業員から1,200が当座預金に振り込まれていたが、内容は不明。

(当座預金)1,200 (仮受金)1,200

内容がわからない入金ですので、とりあえず受けたお金ということで仮受金勘定を使用します。

3.従業員が出張から戻り旅費を精算したところ、旅費が720であり差額の80については現金で受け取った。

(旅費)720  (仮払金)800
(現金)80

とりあえず払っておいたお金の使途が判明しましたので、ここで精算します。
まず、仮払金勘定を貸方に仕訳して全て取り消しましょう。
そして、その後で、判明した旅費720とお釣りの現金80を仕訳すればOKです。

4.従業員に確認したところ、上記2の入金は売掛金の回収であることが判明した。

(仮受金)1,200 (売掛金)1,200

とりあえず受けておいたお金の内容が判明しましたので、ここで精算します。
仮受金勘定を借方に仕訳し、貸方には原因判明分である売掛金を仕訳しておしまいです。