こんにちは、KENです。

今回は「固定資産」についてです。

1.固定資産の概要

日商3級で学習する固定資産は、一般的に「有形固定資産」と呼ばれるものです。
すなわち、

1年以上使用する資産で形があり結構値段が張るもの

のことを指します。
日商3級で学習する有形固定資産の勘定科目は次の通りになります。

建物:家、ビル、倉庫など
車両(又は車両運搬具):車、バイクなど
備品(又は器具備品):パソコン、机、椅子など
機械(又は機械装置):商品製造用の機械など
土地:建物の敷地など

勘定科目と中身は大体一致するかと思いますが、注意するのは「備品」です。
備品は「備える品」ですので、「置いて使うもの」だと思って下さい。
ホワイトボードなども置いて使いますので備品ですね。

また、有形固定資産を購入した場合に手数料等の付随費用が発生することがあります。
この付随費用は、全て取得価額に算入します。
仕入の際に発生した付随費用を仕入に加算したのと同じ理屈ですね。

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・ポイント

有形固定資産の取得価額=購入価格+付随費用

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2.固定資産の極意

試験上で固定資産の論点と言いますと、取得価額算定と売却の論点になります。
この売却ですが、

分記法と同じ考え方

をすればOKです。
(分記法を忘れてしまった方は、メルマガを読み直しておいて下さい^^)

例1)売却益がある場合
A商店は購入価格8,000、手数料100で購入した土地を8,500で売却し、
代金は月末に受け取ることとした。

(未収金)8,500 (土地)8,100
(土地売却益)400

取得価額は、購入価格+付随費用ですので8,100になります。
そして、8,100の土地を8,500で売ったので、8,500-8,100=400が益になります。
売却して利益が出たので、「土地売却益(又は固定資産売却益)」勘定を使用します。

また、代金は未収とありますので売掛金としてしまった方もいるかも知れませんが、
商品売買以外の取引による未収ですので、「未収金」勘定を使用します。

例2)売却損がある場合
上記例1で、売却価格が7,500だった場合。

(未収金)7,500 (土地)8,100
(土地売却損)600

8,100の土地を7,500で売ったので、8,100-7,500=600が損になります。
売却して損が出たので「土地売却損(又は固定資産売却損)」勘定を使用します。

3.おわりに

今回は「固定資産」について見ていきましたが、いかがでしたでしょうか。
固定資産の取得は仕入と同じ考え方で、売却は分記法と同じ考え方です。
かなりとっつき易かったのではなかなと思います。