こんにちは、KENです。

今回は「消耗品の決算整理」についてです。

1.概要

ボールペンや消しゴムなどの文房具やティッシュなどの消耗品を購入した場合、
次のように取り扱います。

・使用したもの → 費用
・使用していないもの → 資産

ポイントは、使ったかどうかです。
使ったのであれば費用、使ってないのであれば資産となります。

この際に使用する勘定科目は、

・消耗品「費」勘定(費用)
・消耗品勘定(資産)

となります。
使った場合は「ヒンピ」、使っていない場合は「ヒン」と覚えると覚えやすいですよ。

消耗品の期中処理は、購入時に消耗品費勘定で計上する方法と、
消耗品勘定に計上する方法の2つがあります。

期中は、買った瞬間に「消耗品費」か「消耗品」として
処理すればいいので簡単なのですが、決算ではこれを、

「使ったもの=消耗品費」
「使ってないもの=消耗品」

として処理しなければいけません。

今回はその両方とも確認していきます。

2.消耗品の決算整理

消耗品の決算整理では、先に述べましたように「使ったもの=消耗品費」、
「使ってないもの=消耗品」として処理をします。

この際に、期中の処理が消耗品費を使用したのか消耗品を使用したのかで異なりますが、
答えは同じですので、まずは基本的な考え方を覚えておいて下さいね。

例)
期中に購入した消耗品3,000の未使用残高は1,200であった。
決算整理をしなさい。

■期中に消耗品費勘定を使用した場合
■期中に消耗品勘定を使用した場合

この場合、次のように分けることができます。

・使ったもの → 3,000-1,200=1,800
・使ってないもの → 1,200

答えがこうなるように処理をすればいいだけです。

■期中に消耗品費勘定を使用した場合

(消耗品)1,200  (消耗品費)1,200

期中の処理は、

(消耗品費)3,000  (×××)3,000

ですので、現在は消耗品費が3,000、消耗品がゼロの状態です。
ここから使ったものと使ってないもので分けてあげればOKです。

・消耗品費(=1,800) 

現在、3,000計上されていますので、3,000-1,800で1,200多いです。
よって、1,200の消耗品費を貸方に仕訳します。

・消耗品(=1,200)

現在、全く計上されていませんので、1,200を借方に仕訳します。

・検算
消耗品費=3,000-1,200=1,800
消耗品1,200

■期中に消耗品勘定を使用した場合

(消耗品費)1,800  (消耗品)1,800

期中の処理は、

(消耗品)3,000  (×××)3,000

ですので、現在は消耗品が3,000、消耗品費がゼロの状態です。
ここから使ったものと使ってないもので分けてあげればOKです。

・消耗品(=1,200) 

現在、3,000計上されていますので、3,000-1,200で1,800多いです。
よって、1,800の消耗品を貸方に仕訳します。

・消耗品費(=1,800)

現在、全く計上されていませんので、1,800を借方に仕訳します。

・検算

消耗品=3,000-1,800=1,200
消耗品費=1,800

3.おわりに

今回は「消耗品の決算整理」について見ていきましたが、いかがでしたでしょうか。
消耗品を解くコツは「使ったものと使ってないものをわけること」に尽きます。
使っていれば消耗品費、使っていなければ消耗品で処理すればOKです。