今年も税理士試験が終わりました。
受験生の方々、本当にお疲れ様でした。
今月はゆっくりと休まれて下さい。
今年の税理士試験はどうだったのかなと、色々見ていたところ、
法人税法がかなり癖のある問題だったようですね。
私が受験していた時も、いわゆる悪問
(簿記で貸借が合わない問題とか)がありました。
しかし、一定数が合格する試験です。
悪問は誰にとっても悪問ですので、
合否にはあまり関係ないのかなと思います。
もちろん、常に上位にいた人が落ちてしまった・・・
ということもあるかも知れませんが、
そういった方は、翌年ちゃんと合格します。
個人的には、税理士試験はある程度運に左右される試験だと思います。
運に左右されない実力を持っている方は、全体の1%いるかどうかです。
そういった方々は放っておいても勝手に合格していきますので、
残った10%前後のパイを目指して頑張れば良いだけです。
その際、残念ですが運の要素がからんできてしまいます。
ただ、運悪く落ちることがあれば、運良く受かることもあります。
私の経験上では、運悪く落ちる確率と運良く受かる確率は同じ位です。
そう考えると、合格レベルになってから、合格率は50%というのが、
税理士試験という試験の実態なのではないでしょうか。
税理士試験は合格までに長くかかる試験です。
その間、家族や恋人、同僚などたくさんの方に迷惑を掛けています。
皆の応援に応えたい!と思いながら学習されている方も多いでしょう。
実際、私も官報合格してから、多くの方に支えられていたんだなと気が付きました。
やっている時は無我夢中ですから、自分しか見えないんですね。
周りの方に感謝するためにも、どんな理不尽な問題が出ようと、
どんな苦しい思いをしようと、諦めずに学習を続けて下さい。
税理士試験は続けていれば必ず合格できる試験です。
絶え間ない努力をしていきましょう。
9月から(笑)
兎にも角にも、今月はゆっくり休んで下さいね!
本当にお疲れ様でした!