このブログでは、会計学的な要素を入れてあります。
こちらについては、覚えるというよりも「理解する」ことに重点を置いて読んでみて下さい。
会計学的なお話は、こちらのフォルダに入れますので、
たまに更新しますから確認するようにして下さい。
全て覚える必要は全くありませんが、
非常に大切な部分ですので、「必ず」目を通すようにして下さいね。
1.会計とは
「会計」という言葉、聞いたことありますよね。
「お会計お願いします」の会計ではなくて、「決算」とかに関係する方の会計です。
会計は、「会社の計算」を略したもので、会社はこの「会計」を利用して「いくら儲かったか?」などを報告します。
ではここで、「会計」の定義を見ていきましょう。
「会計」とは・・・企業の経済活動を記録・測定して伝達する手続きをいう
難しい言葉が出てきましたね。ここで用語を1つずつ見ていきましょう。
①企業
ここでいう「企業」は、会社はもちろんのこと、八百屋さん、魚屋さんなど
商売をしている全ての人や会社等を指しています。
②経済活動
企業が行うこと全てを指します。
物を売ったり買ったりすることはもちろん、従業員さんに給料を払ったり、
ボールペンなどを購入したりすることも全て経済活動に含まれます。
なお、この経済活動のことを「取引」と言います。
③記録
物を買いました、売りました。
はい、これでおしまい!としてしまいますと、何を買ったのかとか
何を売ったのかとかわからなくなっちゃいますよね。
ですので、これを忘れないようにどんな経済活動をしたのか記録しましょうねということです。
④測定
記録をする際に、例えば「大根1本購入」ですとちょっとデータが足りません。
どんなデータが足りないのでしょうか。そう、「金額」です。
「大根1本を100円で購入」となればわかりやすいですよね。
このように「金額」を付与することを測定といいます。
⑤伝達
企業は「どれだけ儲かったか(又は損したか)」を利害関係者に報告しなければなりません。
この報告することを「伝達」といいます。
⑥利害関係者
企業に関係する人達のことを言います。
具体的には、株主・出資者・得意先・銀行・税務署などを指します。
ということで、ようは「何かあったら記録・測定しておいてね」
そして決算後に「伝達してね」というのが会計の意味になります。
さらに言いますと、記録する紙のことを「帳簿」といい、
「帳簿に記録」するテクニックのことを「簿記」といいます。